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本 武道宝鑑 剣聖柔道名人戦前剣道大日本剣道形写真門外不出秘伝書居合新陰流兵法家伝書渋川流柔術高野佐三郎中山博道嘉納治五郎山下義韶他 |
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商品説明
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本の出品です。
 
【即決】ご入札いただければすぐにお取引が成立します。
★商品説明★
非売品 武道宝鑑 講談社 復刻版 市販版
講談社
1975年 初版
約24.6 x 17.8 x 6 cm
822ページ
函入・布張上製本
※絶版
戦前昭和9年に発行された総合武道研究書の復刻本。
皇太子殿下御誕生奉祝天覧武道大会 昭和9年（1934年）の天覧試合を記念して発行された「武道宝鑑」を、現代の印刷品質により復刻したもの。
当時の、全国各地の武道諸名家をたずね、剣道形・柔道形の写真図版、林崎夢想流居合の極意、剣術史・柔術史、江戸期剣術書や柔術伝書ほか古往今来の秘書奥伝をまとめる。
子爵柳生俊久氏・渋川流第九世渋川英元氏の協力でそれぞれ門外不出であった、柳生新陰流奥伝・渋川流柔術奥伝を本書で公開。
ここでいう全国各地の「武道諸名家」とは、十段級・まさに昭和の剣聖といわれた高野佐三郎、中山博道、持田盛二、斎村五郎をはじめ、嘉納治五郎、山下義韶、富田常次郎、三船久蔵、工藤一三ほか講道館の創始者・講道館四天王といった達人・名人たちであり、それぞれが自ら武道における真髄や、編み出した技のコツなどを語っているというものです。
戦前に発行された旧仮名遣い・旧漢字のままではありますが、大変充実した最高峰の内容。
「『武』は日本民族に固有する、日本精神の重要なる特質であり、大和魂の精華である。」（陸軍大将 荒木貞夫）
今となっては貴重な資料となる一冊です。
（はしがき より 現代使われている漢字などに書き換えて一部紹介 ）昭和9年 昭和天覧試合編集局一同
武徳会演舞大会をはじめとし、全国各地の武道諸名家の御高説を請い、あるいは数回に渡って座談会を催して貴重なる体験談を聞き、或いは個々に訪問して親しく其道の蘊奥、秘訣について示教を仰ぎ、又一方武道研究家を歴訪してその秘庫の開扉を願い、古往今来の秘書奥伝を探求。
ことに剣道に於いて、子爵柳生俊久氏が特に公開を許した秘書宝冊と、柔道に於いて、渋川流第九世渋川英元氏が公刊を快諾した奥伝とは、いずれも門外不出の貴重なる世にも得難きことであった（後略）
【武道寳鑑 目次】
題字 大日本武徳会会長 陸軍大将 鈴木荘六
同 陸軍大将 荒木貞夫
同 鉄道大臣 内田信也
【剣道】
剣道と皇道精神 荒木貞夫
武道と日本精神 監谷温
剣機禅機 加藤咄堂
武道の徳 野間清治
剣道要訣
劍道の奥義を語る 高野佐三郎 （高野佐三郎インタビュー）
精神の集中 中山博道
剣道の気品 持田盛二
人格陶冶と剣道 斎村 五郎
剣道の変遷と各流派流祖 堀正平
神夢想林崎流解説 笹森順造
剣道の見方 高野弘正 一刀流中西派
剣道『形』の真髄 佐藤卯吉
剣道の基本
基本動作（徒手基本 執刀基本 対敵基本 姿勢 構え方）応用動作（面技 籠手技 胴技 突技 敵技に対する心得 鍔競合 体当たり 組打 足搦み）
稽古（稽古の仕方 初心の稽古 稽古の工夫 懸声 目付 間合 三つの先 気合 残心 止心 懸待一致 剣道四戒 道場心得 見学）試合（態度 作法 敵を知り己を知る 試合心得）
剣道祕訣
○剣道修行訓 高橋赳太郎
○打込み切返しの修行 小川金之助
○剣道修行者の心得と上段のコツ 高野茂義
○臨機応変の妙 檜山義質
○剣道訓 谷八十八
○上段と正眼の利得 植田平太郎
○姿勢、態度、気合 中野宗助
○剣道指導法について 大島治喜太
○異種武器に対する試合の心得 堀田捨次郎
○武道本来の目的 森本忠勝
○剣道上途の秘訣 越智侶一郎
○剣道修行の要諦 白土留彦
○剣道の修行 大澤藤四郎
○剣道修行心得 千頭直之
○剣理一致 堀田徳次郎
○剣道修行訓 四戸泰助
○創道と節制 古賀恒吉
○剣道用其の選び方 江口卯吉
○剣道修について 近藤知善
○試合の心得 山本忠次郎
○剣道修行の心得 中島壽一郎
○剣道修行者の心得 津崎兼敬
○剣道修行心得 大長九郎
○剣道と銃剣術 三木五郎
○間合いの微妙 橘本統陽
○剣道十ヶ條 中山善道
剣術一問一答 高野弘正
剣道審判の心得 持田盛二/斎村五郎/大島治喜太
大日本帝国剣道形
【柔道】
柔道要訣
柔道の本義と修行目的 嘉納治五郎
講道館の沿革 山下義韶
柔道の国日本 宗像逸郎
創立当時の講道館 心田常次郎
竹内流腰廻より講道館柔道まで 櫻庭武
柔道試合の観方 工藤一三
柔道の基本
基本練習（姿勢 受身 目付 体勢 作りと掛け 気構え 間合 攻防不二 心気力一致 不動心）
投技の修錬 投の形 固技基本（固技 抑技 絞抜 関節技）固の形 試合 当身身技 作法
柔道祕訣
○足拂返しと跳腰 山下義韶
○寝技の呼吸 小田常胤
○背負投の妙味 飯塚国三郎
○内股の妙味 中野正三
○柔道修行の要訣 川畑昇太郎
○所感 徳三寶
○大車を作り出すまで 三船久蔵
○柔道修錬の要訣 金光弥一兵衛
○柔道初心修行心得 牛田義麿
○柔道修行の心得 尾形源治
○武逆と身の関係 戸張瀧三郎
○柔道初心者心得 栗原民雄
○裏技 高橋數良
○柔道修行者の心得 橘本正次郎
柔道審判に就いて 村上邦夫
【武道極意・武道訓】
新陰流兵法家伝書
不動智神妙録
太阿記
五輪書
天狗芸術論 佚斎樗山 述
剣法奥義 猫の妙術
剣術極意（千葉周作遺稿「剣法秘訣」より）北辰一刀流の極意
剣道講話 (故根岸信五郎先生 述)
一刀流聞書
柔術大成録
起倒流柔術伝書註釋
開口流柔道形及印歌
扱心一流殺法
武道祕歌
武道訓言集
名家至妙鈔
●新陰流兵法家伝書 三巻（柳生子爵家御秘蔵）
本傳書三巻は、柳生家第十四代子爵柳生俊久氏秘蔵の新陰流兵法家伝書にして、各巻末にその解題を附す。進履橋は門下にして、極意を究めたる者に対しては、巻物として之を授け、将軍家並に諸大名には折本のものを授けられる。就中殺人刀活人剣の二巻は、柳生家秘蔵のもので、何れも門外不出の宝物である、今同武道宝鑑出版に当たり、柳生子爵の御好意により、掲載方を快諾せられたるものなり。読者は此の意を諒とせられ、充分熟読玩味せられん事を熱望す。
（剣道と皇道精神 より）
●不動智神妙録（沢庵禅師遺書）
本書は、品川東海寺の開祖沢庵和尚が、天下の指南番柳生但馬守宗矩のために、剣道の必要を禅の立脚地より垂示せられたもので、一名『剣術法語』とも名づけられ、単に『不動智』とも称して居る。後世、剣術が進んで道となり、術法が心法と進むに至ったのは実に本書の力によるもので、同じく心剣一致を談じながら、武蔵の剣六禅四の説に対して、沢庵は剣四禅六を説くところに頗る興味がある。（加藤咄堂）
●太阿記（沢庵禅師稿及解）
本書は、沢庵禅師がその門下の大居士たる、柳生似馬守宗矩の爲めに作り、又自ら鈔を書きたるものなり、彼の「不動智神妙録」と併せ見て、能く工夫せば、禅法剣法両つながら通達して（後略）
●五輪書（宮本武蔵著 故剣道範士三橘鑑一郎解義）
本書は、宮本武蔵晩年の著述にして、曾て熊本藩主細川忠利の命によってものしたる『兵法三十五箇条』の覚書を敷衍したるものである。本書は『五輪の巻』とも称して地水火風空の五巻に分れ、地の巻は将帥用法の大道を説き、水の巻には撃剣稽古の段、火の巻は合戦の段、風の巻は他流の評論、空の巻は万理一空の場を説きたるもので、要は心剣一致に存し、古来二天一流の秘伝として、免許皆伝のものならでは披見し得ざるの珍書として伝へられたものである。（加藤咄堂）
●天狗芸術論（佚斎樗山子述）
本書は武道の心要に関する書にして、剣道の根本義を闡明しその応用に及び、武道即生活の大義を縦横に道破せる不朽の名著てある。蓋し武道に志す者の必読の書といふべし。著者佚齋樗山子は大阪の人、姓は丹羽、通稱十郎左衛門、享保年間盛んに心要に関する書を著し就中『田舎荘士』最も顯る。
氏は単なる剣術者にはあらず、弱冠の頃より、武芸を好み、心術を證せんことを求め、これによって病を治し、志を養ひたるもの、その深き体験を天狗を通して語らしめたるものなり。（加藤咄堂）
●剣術極意 （千葉周作遺稿、『剣法秘訣』より）
本書は北辰一刀流尚武館長水戸藩士三木啓次郎氏が大正四緊、千葉周作先生より直伝の北辰一刀流の極意を『剣法秘訣』と題し上梓せられ、畏くも当時天覧台覧の栄を賜りたる書中より、三木氏の快諾を得て転載したものである。
●一刀流聞書
一刀流聞書は範士高野佐三郎氏の祖父高野苗正氏が、一刀流の名家中西忠兵衛子正の門に入り剣道修行中、師より聞きたる所を記し置けるものの中より抄録して此処に掲ぐ。（高野佐三郎著『剣道』より）
●柔術大成録（渋川流第九代渋川英元氏秘蔵）
本書は渋川流第四代渋川伴五郎時英の著す處にして、渋川流柔術極意悉くを収め、古来柔術修行者の虎の巻として渇仰惜かざる秘伝書である。渋川家歴代門下以外には被見を許さざる門外不出の秘書として当主英元氏に伝わりたるものを、特に請うて収録する事を得たるは、当主が斯道奨励の真意の現れであり、斯道のため誠に慶賀に堪へざるものである。（無断禁転載）
（剣道と皇道精神 より 一部紹介 陸軍大将 荒木貞夫）
『武』は日本民族に固有する、日木精神の重要なる特質であり、大和魂の精華である。而して剣道は、その武が『道』として發現したもので、剣によって武の精神を鍛冶し、大和魂を錬磨するの道である。故に剣道くらゐ端的に日本精神を発揮したものは少いであらう。試みにその二、三について述べて見よう。
剣逆はあくまで公明正大を要求する。いざ試合となって、剣を取って立ち向へば、如何なる強敵と雖も打ち磁らずんば已まざるの、猛烈なる精励気力を以て戰ふ。正に両々火の川るやうな闘ひである。併しながら戰ひ終って面を撤るや、心機全く一轉、釋然胸襟を披いて打ちとける。一礼爽然、莞爾たるものである。その態度は光風霽月、一点の蟠りもない、實に清々しいものである。
この気持は正しく日本精神の特長である。いはゆる『大丈夫、事を行ふに當っては、雷々落々、日月の皎然たるが如し』といふ精神である。卑怯未練を卑しみ、女々しきを嫌うて、男らしきを貴び、明るきを喜ぶの国民性の現れである。（以下略）
【状態】
昭和50年のとても古い本です。
体裁・ページ数・本文の内容は、非売品版・市販版ともに同じものです。
函にダメージあり。
函外観は全体にヤケ・しみ・黒ずみ・スレきずなどが目立ちます。
函の裏表紙側に表面のはがれ、しみなどあります。
布張り上製本の外観は、全体的な経年ヤケ、通常保管による天小口の経年並ヤケしみなどがある程度、
画像ではわかりにくいですが、本文巻頭口絵写真とその隣の余白ページ全体に経年しみがありますが、
本文は目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。（見落としはご容赦ください）
函の状態、一部ページのしみなどを気にされない方向けです。
＜非売品・絶版・入手困難本＞オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。
古本・ユーズド品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。
★お取引について★
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■中古品です。それなりの使用感がございます。
■絶版・廃盤、一般の書店で販売されない限定販売、
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落札者都合にてキャンセルいたします。
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誠実に対応いたしますので、ご安心いただけますと幸いです。
■上記の点をご了承頂ける方のみ、
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