ナショナル（米国）製 HRO-500 一応動作品

米国ナショナル製のHRO-500です。取説の規格ですと 5kHz～30MHzを500kHzのバンド幅で連続カバー。モードはAM, LSB, USB, FSK, CWで選択度はLCフィルター構成で 0.5/2.5/5.0/8.0kHzとなっています。現状は全バンドで synthesizer lock ができます。一応動作品と書きましたが、この受信機はじゃじゃ馬でして今まで10回位修理をしています。現状で目についた点として230kHzのLCフィルターのセンター周波数にズレがあります。CW, SSBの復調はpassband tune回路で中心周波数をずらしてBFO 230kHzのビートを掛けますので慣れが要ります。受信周波数～2.5MHzまでのup conversion用26MHz Xtal回路（固定発振で調整できず）がずれているので synthesizer tuneの表示にずれが生じて、表示を変更してあります。（写真２ ドラムに白テプラで表示） サブノートに記録がありますので一緒に送ります。英文の取説と手製の回路図を同梱します。AC100Vで動作を確認しています。

（2024年 4月 21日 13時 26分 追加）
説明文では壊れやすいように書いてしまいましたが、ここ1年以上安定して動作しています。特にBW 8kHzのLCフィルターは中波のラジオ放送を聞くには最適です。