鬼谷子 ― 国際謀略の原典を読む 1982年 大橋 武夫 (著)　【注】説明をお読みください

鬼谷子―国際謀略の原典を読む 1982/9/1
大橋 武夫 (著)



序篇 鬼谷子について

一、鬼谷子の舞台
二、鬼谷子の主張
三、春秋戦国時代
四、合従の策（第3図）
五、連衡の策（第4図）
六、平凡な原理を非凡に実行せよ

第一篇 兵法・鬼谷子

 第一章 開閉
 第二章 反応
 第三章 内揵（のうけん）
 第四章 虚隙（きょげき） 相手の弱点を狙え
 第五章 飛箝（ひかん）
 第六章 反合
 第七章 揣（し）
 第八章 摩（ま）
 第九章 権（けん）
 第十章 謀（ぼう）
 第十一章 決（けつ）
 第十二章 符言（ふげん）

第二篇 鬼谷子 原文・読下し
 
『鬼谷子』の作者とされる鬼谷先生については、ほとんど記録されたものがない。
司馬遷の『史記』蘇秦列伝に、蘇秦は東のかた斉において師に事（つか）え、之を鬼谷先生に習う。
とあり、また張儀列伝にも、張儀かつて蘇秦とともに鬼谷先生に事えて術を学ぶ。
蘇秦自ら以（おも）えらく、張儀に及ばず、と。

鬼谷先生は戦国時の縦横家で、潁川郡陽城にある鬼谷に住んだので、それを号とした。

〇『鬼谷子』は偽書か？ 漢の劉向が編纂した『説苑』善説篇に「鬼谷子曰く」という引用がある。
漢代の著作には多数『鬼谷子』の引用が見られる

 一  開閉
 二  反応
 三  内揵
 四  抵戯
 五  飛箝
 六  忤合
 七  揣篇
 八  摩篇
 九  権篇
 十  謀篇
 十一 決篇
 十二 符言

 本経陰符七篇
 特枢
 中経

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