■モンブラン1970s万年筆【146】極美品 使用感極薄 全金 14C 細字 なで肩クリップ エボナイト2段芯 青インク窓 マイスターシュテュック

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モンブラン（Montblanc）万年筆
１９７０年代マイスターシュテュック【１４６】
全金「１４Ｃ」ニブ　細字　エボナイト２段芯
なで肩クリップ　“オールド・スタイル”の逸品
使用感の極めて少ない、極美品！

モンブランのフラッグシップ「マイスターシュテュック」のうち
１９７０年代に製造された【１４６】です。

コンディションは、経年保管にともなう微細なスレ傷こそわずかに見られるものの、
大切にされてきたことを感じさせてくれる、使用感の極めて少ない、極美品です。

とりわけ、万年筆の“魂”であるペン先は、ほどんと筆記されてこなかったことを感じさせてくれるものです。
もちろん、インク吸入の機構まわりや、インクフローなども、快調なお品です。

守備範囲の広い、柔らかな「Ｆ」から「ＥＦ」程度の細字ニブ搭載モデルですので、存分に活躍してくれると思います。
当然ながら、ピストン機構もインクフローも快調です。

　● 全長：１４３ｍｍ（筆記時：１５９ｍｍ）
　● ペン先：１４金の細字
　● 機構：ピストン吸入式

長い歴史を持つ【１４６】ですので、細部においては“世代”ごとに様々なマイナーチェンジがございます。
このお品は、現在販売されている【１４６】とは、かなりディテールの異なる“オールド・スタイル”。
列記しますと、次のような違いがあります。

【ニブ】
　全体が「金」一色（現行は内側がロジウム・コーティング）。
　「１４Ｃ」刻印の、現行品より柔らかいと評価の高いのタイプです。
【ペン芯】
　エボナイト製で、水平切り込みがある“２段型”です（現行はプラスチック製）。
　インク・フローに定評があり、【１４９】では“開高健モデル”と呼ばれているものと同じスタイルです。
【クリップ】
　クリップの付け根部分が「なで肩」になっています（現行はいかり肩）。
　「１４Ｘ」系統が始まった１９５０年代のモデルと共通するため、ビンテージ感が漂います。
　「GERMANY」刻印さえもない１９７０年代前半のもので、当然ながら、１９９０年以降に刻印されるようになったシリアルナンバーはございません。
【インク窓】
　縞のない、ブルーグレーのクリア・ウィンドーです（９０年代以降は縞アリです）。
【首軸エッジ】
　「樽型」です（８０年代以降はラッパ型）。
【ピストンガイド】
　樹脂製です（現行は金属製）。
　現行品と比して尻軸側が軽くなるため、長時間の筆記にも使用しやすいと言われます。

こうした微細な違いが、実際に手にしてみると、大きな違いとなるのが“筆記具の妙”かもしれません。
これは個人的な所感ですが、ペン先を紙に当ててみるだけでも、やはり現行品とは違うなぁ、と――。

写真に映っている、当時の取扱説明書（リプリント）とともに、お送りいたします。
多くの方にオークションをお楽しみ頂けるよう、格安スタートとしております。
価値のお分かりになる方にご落札いただけると幸いです。

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