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新古今和歌集 断簡【式子内親王、藤原俊成の和歌】仙台藩医師・木村寿禎の落款入 真作 真筆 古筆 古文書 古筆切 公家 公卿 歌人 茶道 写本 |
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商品圖片 | |||
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商品説明 |
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花押についてご質問をいただきましたが、前回オークションが終了し、再出品した際に質問が消えてしまいました。申し訳ございませんでした。
花押ですが、現在は蔵にて保管しておりますので、手元にない状況です。花押の画像も撮っておりませんでしたので、筆者不詳として出品いたしました。
保管しております他の古文書で花押から筆者が判明したものは、近衛稙家、近衛前久、近衛信尹、近衛尚嗣、近衛基熙、鷹司房輔、九条道教、大炊御門宗氏となっております。今回出品しました古筆もこれらの人物に近い身分の方が書いたものかと思いますが、断定できません。
ご検討いただけましたら、幸いです。よろしくお願いいたします。
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永禄2年(1559)に書かれた「新古今和歌集」恋歌の和歌を出品いたします。
京都の公家の筆跡と似ておりますが、古筆切と一緒に保管されていた花押が誰のものか特定できませんでした。そのため伝承筆者不詳としております。
古筆切が書かれた年号は奥書より判断しております。
古筆上部の落款は、仙台藩の藩医「木村寿禎」のもので、過去に木村寿禎が所蔵したときに押印されました。
<古筆の状態について>
400年以上前のものですので、虫食い・焼け・黒ずみがございます。古筆切(断簡)は、厚紙に貼付されております。
<古筆の来歴について>
出品している古筆は、江戸時代に仙台藩伊達家に医師として仕えていた木村寿禎が収集し、所蔵していたものです。
所蔵されていたものの多くは、京都の公家(近衛家、鷹司家、九条家、大炊御門家)が書いた古文書でした。
伊達綱村(仙台藩第4代藩主)が近衛基熈を通じて公家の茶道具や古文書を入手したり、京都の公家の娘が伊達家当主に嫁いだ際に嫁入り道具の一つとして古文書を持参したため、仙台藩では公家が書いた書物を多数所蔵しておりました。
その後、一部の古文書は伊達家から仙台藩医の木村寿禎に渡り、木村家で代々受け継がれております。その中から出品しております。
<サイズ>
古筆:縦24.7㎝、横16.3㎝
厚紙:縦29.7㎝、横21㎝
<送付方法等>
・送料は落札者様ご負担(230円)にて、ゆうパケットポストにて発送いたします。(ご自宅の郵便ポストへのお届けとなります。)
・古筆はA4サイズのファイルに入れた状態で梱包いたします。
・読み下し文と現代語訳もお付けいたします。
※古筆は、ご使用の端末によって色合いが実物と異なって表示される場合がございます。
※長期保管品となりますので、ご理解いただける方にお願いいたします。
<読み下し文>
恋歌とて
式子内親王
はかなくそし(知)らぬ命を嘆(なけき)こ(来)しわかかねことのかゝりけるよ(世)に(和歌番号1391)
過(すき)にける世々のちき(契)りも忘られて(いと)ふう(憂)き身のは(果)てそかなしき(和歌番号1392)
崇徳院に百首歌奉(たてまつり)しとき、恋歌
皇太后宮大夫俊成
おも(思)ひわひ見し面影はさてをきて恋せさりけん折そ悲しき(和歌番号1393)
題し(知)らす 相模
なか(流)れ出てむうき名にしはしよと(淀)む哉(かな)もと(求)めぬ袖の淵はあれとも(和歌番号1394)
おとこ(男)の久しくをとつれさりけるか、 「忘てや」と申(もうし)侍けれは 馬内侍
<現代語訳>
恋の歌として
式子内親王
あさはかにも、明日がわからない無常の命を嘆いてきたことだ。 わたしの、あの人との約束の言葉がこのように変わるものであった世であるのに。(和歌番号1391)
過ぎてしまった日の、現世から後世にかけて変わるまいといった約束も忘れられて、われながらきらっている辛い身のゆく末が、 たよりなく心細いことだ。(和歌番号1392)
崇徳院に百首の歌をさしあげた時、恋の歌
皇太后宮大夫俊成
思い悩んで、逢った時のあの人の面影の恋しさはそのままにしておいて、恋に陥らなかった時が恋しく思われることだ。(和歌番号1393)
題知らず 相模
世に流れ出るであろう辛い浮き名を思って、身を投げることもしばらくためらうことですよ。尋ね求めたのではない、袖の涙という淵はあるのですけれど。(和歌番号1394)
久しく訪れなかった男が、「忘れていることであろうか」と申しましたので、読みました歌