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セーブル 絵皿 飾り皿 フォンティーヌブローの泣き岩 セーブルブルー雲模様 24K金彩縁飾り 森の栗の木 1994年復刻 フランス製 新品 Sevres |
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La Roche Quipleure Fontainebleau(フォンティーヌブローの泣き岩)
Bleu nuage de Sevres(セーブルブルー雲模様)
フランス国立セーブル陶磁器製作所工房で創作活動をする装飾作家(画家)、陶芸家。
【素材:PD(ハードペースト)1770年頃にセーブル工房で開発調合された素材】
装飾:縁飾りはセーブルブルー雲模様をグラン・フ(色を決めるために高温で焼き付ける技法)で1380度の高温で焼いた後に「森の栗の木」を象形化した24K金彩柄で飾られています。中央部の風景「フォンティーヌブローの泣き岩」は手描きで装飾作家Jean-Luc Fourez(ジャン-リュック フォーレス)により描かれ、必要に応じて彩色を施しながら、840度の温度で数度にわたり焼き付けられています。24K金彩の縁模様は中央部の絵画をより強調的に際立たせ、絵皿の気品を生み出します。絵柄の場所名は皿の裏面に明記されています。リム部やエッジ部の24K金彩(森の栗の木)紋様はプチ・フ(金や色彩を低温で焼き付ける)技法が使われ700度で焼き付けます。焼き付け後は金彩を磨いて艶出しする技法(ブルニサージュ・ア・レフェ)でセーブル工房独自の瑪瑙や赤鉄石を使った技術で丁寧に磨かれることにより「時代物」の風格とサテンのような柔らかい輝きがもたらされます。
作品にはセーブル工房のロゴと成型年度、装飾完成年度、作家のサインが記されています。
同作品のオリジナルは1832年より制作準備が行われました。この様式は19世紀初頭、アレクサンドルブロニイアー氏管理の下にできあがりました。1834年に同氏は「デザートサービス」について出版しました。題名は「セルビス デ ターブル15」または「森のセルビス」の中で画題になる森について<有名な森の木、木々がより自然に育っている森、その配置、起伏の多い土地、洞穴、湖、滝などが重要である。又、森の木々には動物の生息の兆候が見れることも> 1834年から1841年にかけてこの様式のオリジナル作品が制作されました。画家の各地の旅での作品や科学的な構図の作品などを、図像学的見地から汲み取られました。これらの作品は主に外交的な贈り物として使用されました。トルコ皇帝へも58個セット(42枚の皿と16個のカップ、ポット類)が1850年に贈られました。現在その作品はイスタンブールのトプカピ宮殿に保管されています。例外的にこの作品のうち、3品はフランス国立セーブル陶磁器博物館にも保管されています。縁飾りは1980年に再版され1995年に飾り皿としてオリジナルが再現されました。
この作品は轆轤にて手作業後、形成固定され乾燥後、厚み・幅の調整と再度の轆轤での微調整を数回にわたり繰り返されます。その後最初の素焼きを行い、縁飾りの彩色後に1380度にて再度焼きが入れられます。
☆Pate dure(porcelaine dure ou P.D)ハードペースト(硬質磁器P.D)☆
基本素材はカオリン(70%を含む)、長石、水晶、凍石からなる本磁器。 これらの素材を約1300℃~1450℃で高温焼成する。