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★コモンモードフィルター 18ターン巻 耐入力1KW PEP 電波障害対策コモンモードフィルタ MJ-MJ 新品 ★ |
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商品圖片 | |||
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商品説明 |
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パッチンコア数個の処置では十分なコモンモード電流の排除は出来ません。TDKのパッチンコア ZCAT2035-0930Aを5D-2Vに20個及び30個取り付けてコモンモード抑止効果の測定を行いました。結果は、以下の通りです。
【20個の場合】
3.5Mhz -15dB
7Mhz -19dB
21Mhz -22dB
【30個の場合】
3.5Mhz -17dB
7Mhz -21dB
21Mhz -24dB
コモンモードを十分に抑え込むには少なくとも-30bB以上の減衰量は欲しいところです。減衰量を-30dBにするためには、上の結果によりパッチンコアが30個の場合、7Mhzでは-21dBですので、あと-9dB必要です。対数の-9dBは7.94倍ですので、7.94倍 x 30 = 238個、3.5Mhzでは同様に計算すると-13dB必要ですから20倍の600個必要になります。
この商品の対応周波数は1.8Mhz~50Mhz帯。7Mhz~30Mhzでは-40dBを越える抑止効果があり、1.8Mhz~50Mhz帯のバンドでも-30dB以上の抑止効果があります。第一電波工業社製のCMF2000の特性と比較すると1.9Mhzと28Mhz帯では同等ですが、3.5~24Mhz帯では本製品の性能が上回ります。7Mhz帯では本製品が-9dB上回りますが、50Mhz帯では-6.5dB劣ります。特性は写真をご覧下さい。
耐入力につきましては、7Mhzにて1KWの連続キャリアーでは若干温かくなりますが、SSBのPEP 1KWの運用では、放熱が良好なため全く問題ありません。万が一、手で触ってられないような発熱が認められた場合には返品を受け付けますので、ヤフオクの取引ナビからご連絡ください。同軸ケーブルは透明の接着剤により固定してあり、放熱性を損うことなく製品の安定性を図っております。コネクターは両端共にM型のメスになっております。パソコン等へのインターフェアやトランシーバーへの回り込みでお困りの方は是非ご利用ください。 ハイブリット車、カローラツーリングWxBのオプションAC電源で雑音がひどくHFでの移動運用をあきらめていた局長様がこのフィルターをトランシーバー側に付けたところS9だった雑音がS4~5に下がり、移動運用が可能になったとの報告が有りました。ただ、エンジン稼働中はノイズブランカーでイグニッションノイズを消す必要が有ったそうです。
全ての商品は出荷前に十分なテストを行っております。本商品は7MhzのCWで500W、SSBで1KWでの運用には問題有りませんが、高い周波数帯では同軸ケーブルの特性のため、次の様な仕様となります。
<< 仕様 >>
周波数:対応周波数 1.8~50Mhz帯
インピーダンス: 50Ω
入出力端子: (丸型)MJ-MJ(変更可)
1.9Mhz帯 -31.80dB
3.5Mhz帯 -36.80dB
7Mhz帯 -41.42dB
10Mhz帯 -43.83dB
14Mhz帯 -45.90dB
18Mhz帯 -43.90dB
21Mhz帯 -43.70dB
24Mhz帯 -41.71dB
28Mhz帯 -39.43dB
50Mhz帯 -35.44dB
1.8~21Mhz帯 1KW SSB, 500W CW
24~28Mhz帯 800W SSB, 400W CW
50Mhz帯 600W SSB, 300W CW
RTTY, FM等の連続送信の場合の耐入力はCWの50%となります。
もし、複数本の同軸ケーブルをご利用の場合は、全ての同軸ケーブルにコモンモードフィルターを導入されることをお薦めします。トランシーバーにより7Mhz帯で運用中に、コモンモードフィルター未設置の430Mhz帯用同軸ケーブルを通じてトランシーバーのヘッドホンに回り込む事例がありました。その他、各種制御用ケーブルを通しての回り込みも考えられますのでご留意下さい。
この商品には芯線がむき出しになっているところが一切ありません。芯線がむき出しでは、折角の同軸関係を崩し、高周波は芯線とシールドに分離されて、芯線からの不要輻射はもとより、シールド側でも高周波回帰ルートにRやX成分が介在し、効果的なアースが期待できず不用輻射を招くことになります。このため、雑音の混入、SWRの悪化等の問題が生じます。
【製品の働き】
同軸ケーブルを通過する信号には2種類の信号が有ります。一つがコモンモードで、もう一つがディファレンシャルモードの信号です。これらの信号には以下の特性が有ります。
コモンモード
この信号は同軸ケーブルの芯線と編み線を同相で同じ方向に行ったり来たりする高周波で、つまり、同軸ケーブル(芯線+編み線)と大地の間に発生する高周波です。雑音や不要輻射信号が持つ特性です。コモンモードはトライダルコアに対して芯線と網線を同方向に流れる高周波のためコアーに大きな磁束を発生させます。このため、フィルターが大きな抵抗となり熱を発生させます。ただ、雑音や送信波から発生するコモンモードはディファレンシャルモードである送信波と比べると通過電力ははるかに小さなものとなります。
ディファレンシャルモード
これは、通常の受信及び送信信号で同軸ケーブルの芯線と編み線間を180度異相で異なる方向に行ったり来たりする高周波です。進行方向が芯線と網線で違う方向に進むのでコアーに発生する磁束は互いに打ち消し合って抵抗とはなりません。このため、基本的に送信波はコアーに熱を発生させません。
この商品は、フィルターの特性で芯線と網線を同じ方向に進む高周波信号に対しては、強力に通過を阻害し、方向が異なる高周波通信信号に対しては 、同軸ケーブルの通過損失のみで、フィルターとしては通過を阻害致しません。この事により送受信信号に影響を与えずに雑音やインターフェアの元となるコモンモードのみを低減することが出来ます。
【その他】
運用時は、コイルを金属製のものに近づけないで下さい、金属製のものから間隔を15mm以上開けないと性能が劣化します。
当店の商品には多くのバラエティーがありますので、他の商品も是非ご覧下さい。コネクターのオス-メス, N型やBNC型への変更が必要の場合は落札後に取引ナビよりご指定下さい。コネクターの変更は無償です。