伊東心平　2008年製 クラシックギター　松/ローズウッド

石井栄氏の工房で修行された伊東心平さんのクラシックギターです。東京のギターショップAURAで購入しました。新品時の定価は不明ですが、おそらく30万円前後と思われます。

細部まで丁寧に仕上げられています。

伊東さんは体調不良のため、製作休止中とのことです。
モデル名等は特にないのですが、トーレス、マヌエル・ラミレスあたりの戦前のスペインの楽器を連想させる、少し小ぶりで軽量なつくりのギターです。

弦長は標準の650mmです。

表板はスプルース、横裏はインディアンローズウッドです。
塗装については不明ですが、素人目にはラッカーのように見えます。表板に限っては塗膜が薄く艶がない感じですのでセラックかもしれません。
糸巻きは2023年時点でシャーラーのニッケル（一万円強）に交換しました。

ネックの状態はほぼまっすぐです。とても弾きやすい状態です。

弦高は12フレットで6弦が4.0mm, 1弦が2.9mmです。
サドルに2.5-3.5ミリ余裕がありますので下げることも可能です。

ネック裏にやや目立つ傷（爪がひっかかったような）があります。
比較的綺麗な状態ですが、中古品ですので細かい傷やスレはあります。写真からご判断いただければ幸いです。

ギターらしい、素朴ながら明るく弾けるような音で、ずっと弾いていられる楽器です。
手持ちのギターが増えてしまったので整理のため出品します。

輸送用のハードケースにいれ、段ボールで梱包して発送します。

ご質問等は可能な限り対応しますのでお気軽にお問い合わせください。