1977年製 Founder ES-335タイプ（ダイオン楽器、ヤマキ製造） 劇レア品

1977年製 Founder ES-335タイプ（ダイオン楽器、ヤマキ製造） 劇レア品

gibson ES-335のカテゴリーをお借りしておりますが、レアモデルにつき対象カテゴリーがないのでご容赦ください。知る人ぞ知る、今は亡きジャパンビンテージブランド、Founderのダブルカッタウェイのフルアコースティックギターです。ストラトタイプはよく見かけますが、ES-335タイプは珍しいのではないでしょうか。Googleで検索しても、同タイプのギターは市場に存在しないようです。Founderは、ヤマキをはじめとする楽器商社DAION（ダイオン）が扱っていたブランドであり、後にはFender Japanの製造も手掛けました。

見た目はES-335に似ていますが、セミアコではなくフルアコです。それでいて大きすぎず、2.5キロと非常に軽量で取り扱いやすい設計です。エピフォンのカジノやES-335同様、ピックアップ出力時の反響を抑えるために合板が使用されており、乾いたボディからはアンプを通さなくてもアーティキュレイトに音が伝わります。しかし、アコースティックギターほどの大きな音は出ませんので、マンションのリビングでの練習に最適です。このギターは特に弦のテンションが優しく、上質なローズウッド指板にはパーロイド（セルロイド）がポジションマークにあしらわれ、そのネックも程よい弾き心地ですのでコードワークも容易です。手の小さい女性やシニアの方にもおすすめです。

製造から50年近くが経過していますが、まだまだ演奏可能な状態です。弾くと、ボディから優しいエアリーな音が響きます。スムーズなジャズにも適していると思います。ワインのような色合いで、モダンなリビングに置いてもおしゃれなギターです。カフェやお店のディスプレイにも喜ばれるでしょう。この貴重なジャパンビンテージギター、ぜひこの機会にいかがでしょうか。

【コンディション】
◯サイドには経年によるひび割れがありますが、内部までの割れは確認されていません。補修されています。
◯弦高は12フレットで2.0〜2.5ミリ。
◯フレットの消耗は6、7割程度あり、十分演奏可能です。
◯ネックは目視でストレートに見えます。トラスロッドは未確認です。
◯ピックアップからは音が正常に出力されます。
◯ピックアップセレクターも正常に機能します。
◯バインディングに日焼けがありますが、剥がれなどはありません。
◯ピックガードが欠品しています。

上記のコンディションを考慮し、ジャンクでの出品となります。ビンテージ品ですので、プレイヤビリティの判断には個人差があります。美品を求める方、コンディションに厳格なコレクターの方、細かいセッティングを望む方は、ご入札をお控えください。